利長公墓所の廟守として造営された曹洞宗の寺院。加賀藩から寺領を与えられて、代々墓を守ってきました。安政6年(1859年)惜しくも全焼し、現在の建物は文久2年(1862年)の再建ですが、規模や構造は元の堂宇をそのまま模したと伝えられています。掃き清められた境内はつつましく清閑な趣があり、回廊の五百羅漢の豊かな表情に思わず心が和みます。
富山県高岡市芳野89
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