応安4年(1371)7月、南朝の桃井直常が、石動山天平寺の衆徒と組んだ時、越中守護の斯波義将がこの城へ立て篭もったのが城の初見。畠山氏が越中守護になった時、守護代の神保氏が本拠として200年の居城とした。天正4年(1576)上杉謙信に奪取されるが、奪い返し佐々に従う。だが、同13年以後、前田氏の有となる。◎桃井直常(?-1380)群馬県群馬郡生れ。越中守護、初め足利尊氏に従うも、弟直義に味方、南朝派となり各地で転戦。岩瀬城で自殺。
富山県高岡市二上山
(1)高岡駅から車で
時代:不詳
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