散居村が現在の姿になったのは江戸時代。乾いた扇状地を耕作するため、用水に沿って家を建て、屋敷林を育ててきた。屋敷林は杉やケヤキが多く、屋敷林のおかげで夏は涼しく冬は暖かい。しかし生活様式の変化にともなって屋敷林は減り、散居村の形態は次第に崩れつつある。
富山県南砺市
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