福女は南都留郡忍草村の人で、夫との死別後、村の豪農五郎右衛門のもとで奉公していた。五郎右衛門がハンセン氏病を患うと、使用人はすべて去ったが、福女は独り残り、主人を背負って末木村に来て、30年にわたって看病し続けた。文化10年(1813年)没。
山梨県笛吹市一宮町末木112
(1)山梨市駅からタクシーで
時代:江戸
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