津の北部一身田に真宗高田派の本山専修寺がある。かつて,この寺院を中心に寺内町がつくられた。寺内町は,東西500m,南北450mの不整な長方形で,その北西部,ほぼ半分近いスペースを専修寺が占めている。現在,残る古い民家は,江戸末期から明治期にかけての建築だが,町並みの中心は向拝前筋で,平入の町家が多く残っている。また遊興街だった橋向は,水茶屋としてにぎわった当時の面影もみられる。
三重県津市一身田
(1)津駅からバスで
本山前下車から
-
-