全長142m、5世紀後半に作られたといわれる前方後円墳。周囲には、整った周濠がめぐらされ、円部分は、平坦地と斜面とで構成された段築という造りが特徴的です。全体に33体の石仏が並んでいます。築かれた当時、墳丘の全面が川原石や山石などの葺石(ふきいし)で覆われていたと言われ、登り窯で焼かれた硬質のはにわ片がみられます。墳丘の上まで登っていくと、美旗地区が一望でき、眺めを楽しむことができます。
三重県名張市新田(近鉄美旗駅前すぐ)
(1)美旗駅から徒歩で
時代:5世紀後半ごろ
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