屋根は切妻造り、開口4間、奥行2間半の前面に半間の下屋庇が張り出しています。正面外観は、1階を袖壁なしの前面開放としてガラス戸と格子戸を建て、2階は中央に横長窓(引戸)を開いて半間の戸袋を設けています。軒は出桁造で三重蛇腹、棟は箱棟で両端に影盛を付けるなど、典型的な関東の見世蔵形式を示しています。創建は、明治19(1886)年3月25日(上棟)であることが屋根裏の小屋梁に取り付けられている棟札によって知ることが出来ます。
茨城県結城市結城12-2
(1)結城駅から徒歩で
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