建物の造りから明治期に建設されたものと考えられています。現在は喫茶店として利用されています。切妻・平入りの2階建・桟瓦葺で、桁行4間・梁間3間半の前面に4尺弱の下屋庇を設けています。正面外観は、近年までに特に一階部分が大きく改変されていましたが、現在は両端に半間の戸袋を残した前面開放に復元されています。内部は、喫茶室の用途に合わせて床と壁がほぼ全面的に改装されていますが、1階奥の箱階段や2階主室の座敷飾りが当初の面影を留めています。
茨城県結城市結城12-2
(1)結城駅から徒歩で
建築年代1:明治期
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