樹齢約310年、樹高20m、根囲り4.0mを誇るシダレザクラ。泉福寺は、里美地区で唯一住職がいる寺院で、廃寺となった松安寺の跡地に、貞享元(1684)年に、現在の日立市小木津より引寺されました。このシダレザクラはその際に植樹されたものと考えられており、県の天然記念物に指定されています。県内でも有数の樹勢を誇るシダレザクラの巨木として、古くから多くの人々の目を楽しませてきました。普通のシダレザクラは傘のような樹形をしていますが、このシダレザクラは途中から二股に分かれており、あたかも丁寧に手を掛けた盆栽のように、どの角度から見ても美しい姿をしています。
茨城県常陸太田市大中町1265
(1)常陸太田駅からバスで
時期:4月中旬
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