逆井城は旧飯沼に臨む高台にあります。この旧飯沼は南北約30Kmにわたり、城は自然の要害に守られていました。佐竹・結城・多賀谷氏らとの領国の境目として、北関東出身をめざす後北条氏の最前基地であったようです。天正18年(1590)、後北条氏の滅亡とともに廃城となったといわれています。昔のままの姿をとどめる土塁・空堀は周辺地域とともに歴史公園として、住民の憩いの場となっています。春には逆井城跡公園の歴史的な建物群と、260本以上の桜の花が独特の雰囲気を醸し出します。また、一重でピンクの花びらがきれいな地元生まれの桜「紅猿島(べにさしま)」も見ることができます。
茨城県坂東市逆井1262番地
(1)古河駅からタクシーで
時代:戦国
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