多古城主牛尾能登守胤仲公の霊を祀った社である。社殿の扁額に記された由緒には大要次のように記されている。源氏堀に城を構えた多古城主であったが、慶長17年(1612)3月8日、飯櫃(現芝山町)城主山室飛騨守の攻撃を受け自刃した。霊を慰めるため有志により慶長19年(1614)この地に祀られたとある。なお、社前の鰐口と銭額は後年城山から出土した古銭で造られたと言われている。
千葉県香取郡多古町多古2785
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