旧千田村の鎮守である。由緒について「社寺明細帳」には、永承6年(1051)勧請、上・下総の境に鎭座、里俗境之宮と云、往古千田郷四十余村の鎮守・・・・・と書かれている。まさにその通りで、社に沿って南北に走る道路が、上総、下総、香取、山武、多古、芝山の国郡町の境になっている。そして村には、源頼朝公の仮屋の址等の伝説をいくつか伝え、隣村船越、牛尾の村の人々の先祖は、この村の出身者が多いと言われている。
千葉県香取郡多古町千田209番地1
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