文永2年(1265)と刻まれていて、多古町では最も古い板碑(石造卒塔婆)である。この地は、もとは三倉と呼ばれており、古い時代から開発されたと思われる地であはあるが、文永の役を間近にした時代に、石を産出しないこの村へ供養の為にこれだけの物を建てる経済力を持った人が住んでいた証である。
千葉県香取郡多古町谷三倉905番地51
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