西武新宿本川越駅の北800m,一番街と呼ばれる通りには今も十数軒の蔵造が残る。そのなかで大沢家はもっとも古く,1792(寛政4)年に建てられたものである。2階建,切妻造,瓦葺,間口6間,奥行4間半,2階の前面に土格子をつけている。外観は簡素だが,内部には数寄屋風の座敷や箱階段などのすぐれた意匠が見られる。明治の川越大火に耐えた強固な構造を真似て,明治時代には蔵造の家が数多く建てられた。
埼玉県川越市元町1-15-2
(1)川越駅・本川越駅からバスで(東武東上線・JR川越線川越駅、西武新宿線本川越駅より東武バス神明町車庫行(札の辻下車)/1分)
(2)川越駅・本川越駅からバスで(東武東上線・JR川越線川越駅、西武新宿線本川越駅より小江戸巡回バス(蔵の街下車)/1分)
(3)東武東上線・JR川越線川越駅からバスで(小江戸名所めぐりバス(札の辻下車)/1分)
建築年代1:江戸中期
大人:大人:200円
その他:その他:150円学生
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