土地の豪族猿尾氏が1242年都幾川村にある霊山院の栄朝禅師を招いて開山したとされています。将軍守邦親王が当地で病没されたので大梅寺の住職円了により厚く葬られたそうです。江戸時代の俳人太魯の墓もあり、本堂左手には町指定有形文化財の「大梅寺二連板石塔婆」があります。この「大梅寺二連板石塔婆」は阿弥陀種子と光明真言の組み合わせが彫られています。頂部に二つの二条線と山形を並べた一石双式板碑の典型的なものです。暦応4年(1341年)10月の紀年銘があります。
埼玉県比企郡小川町大塚470
(1)小川町駅から徒歩で
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