横浜水道第二次拡張工事により、西谷に作られた水道施設の遺構の一部で、上屋は内法10フィート角の正方形平面で、花崗岩切石の土台に煉瓦一枚積で外壁を造り、銅板葺の特異な宝形屋根をかけた小さいながらも建築として完結した煉瓦造の上屋である。昭和48年の近代化工事で上屋6基は機能を終えたが、一帯は幾何学的な庭園風のまま保存され、西谷浄水場のかつての姿を象徴している。
神奈川県横浜市保土ケ谷区川島町522番地
(1)和田町駅からバスで
(2)上星川駅から徒歩で
建築年代1:大正4年(1915年)
備考:無料
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