天正18年(1590)、秀吉が突貫工事で築かせた城で「太閤の一夜城」と呼ばれた。小田原城西方約3km、海抜261.1mの石垣山(笠懸山)の山頂にある。北条氏滅亡後、徳川麾下の大久保氏の管轄下、箱根を押さえる要害とした。「野面積み」で築かれた石垣も大半は崩れ去っているが、当時の構築技術を偲ぶことができるところも残っている。
神奈川県小田原市早川
(1)早川駅から徒歩で
時代:1590
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