金剛寺は、もともと小寺でしたが、鎌倉時代に武常晴(つねはる)が3代将軍源実朝の御首(みしるし)を当寺に持参して埋葬したことに始まるといわれています。退耕行勇(たいこうぎょうゆう)を招いて木造の五輪等を建て実朝の供養をしました。その後、実朝の法号金剛寺殿にちなみ、金剛寺と改めました。1250年(建長2年)に、波多野忠綱(ただつな)が実朝の33回忌のため再興しました。本堂には、源実朝像が安置されています。金剛寺には秦野市東田原出身の画家大津雲山の墓もあります。
神奈川県秦野市東田原1116
(1)秦野駅からバスで(神奈川中央交通バス(秦23)「くず葉台経由藤棚」行き、または(秦26)「くず葉台経由神奈川病院循環秦野駅」行き)
「中庭」バス停から徒歩で
創建年代:1219
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