大阪夏の陣後豊臣方の残党としてここに亡命し、当時伝通院領であった駒込の開拓を許され名主を務めた高木家の屋敷。現存のものは享保2年(1717)築と伝えられる。一般の町屋では許されず、武家でも旗本以上の屋敷にしか許されなかった式台付きの玄関がある。町人からの訴えや争いの仲裁をこの玄関で行ったため、名主様玄関の裁きと言われた。現在も居住中につき、外観のみ見学が可能。
東京都文京区本駒込3-40-3
(1)JR・東京メトロ駒込駅から徒歩で
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