伝通院塔頭寺院として現在地に創建された。伝通院の学寮に沢蔵司という修行僧がいた。僅か3年で宗義を極めた。ある日学寮長の夢の中に現れ「余は千代田城の内の稲荷大明神である。かねて勉強をしたいと思っていた長年の希望ここに達した。今より元の神に帰るが、長く当山(伝通院)を守護して、恩に報いる」と告げて暁の雲に隠れたという。そこで伝通院の住職は、境内に沢蔵司稲荷を祀った。
東京都文京区小石川三丁目17番12号
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