皇居前広場から皇居正門(二重橋門)にかけられた石橋を渡り,正門をくぐって直角に2度曲ったところにかかる鉄の橋。旧江戸城西の丸の大手門前にあたり,西の丸下乗橋と呼ばれていた。もとは木造で,橋の上に橋を重ねる二重の構造であったことから,一般に二重橋と呼ばれたが,1888年(明治21)ドイツ人の手でかけ替え,さらに昭和39年にかけ直された。正門・鉄橋は新任の外国大使の皇居訪問の際など,儀式用に使用されている。鉄橋の奥に見える優美な櫓が伏見櫓である。
東京都千代田区千代田
建築年代1:昭和39年
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