地元の名士といわれる「堀切邸」。
歴史は1578年に梅山太郎左衛門が若狭の国(福井県)から当地(昔の上飯坂村)に移住してきたことに始まります。
堀切の名は大雨で氾濫した川を「堀を切って」食い止め、
その地の「字」を堀切としてあわせて堀切氏としたといわれている。経営は地主経営のほか金融・酒造・生糸・鉄・塩など現在の商社の原型のような多角経営をこなしていた。
蓄えた財力は農民の救済などにも積極的に寄付し天明の大飢饉の時にはお米100俵(1俵は60キロ)を提供するなど経済活動と救済活動に非常に長けた人物像が伺われます。
2010年5月、市の整備事業により、近代和風住宅の主屋(おもや)、市指定文化財の十間蔵、ステージを備えた下蔵、源泉かけ流しの手湯・足湯などが復元、新築された。
福島市飯坂町東滝ノ町16
(1)車:東北自動車道「福島飯坂IC」下車、国道13号線経由にて約10分
(2)車以外/東北新幹線福島駅→福島交通飯坂線・飯坂温泉駅下車
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