室町時代の領主・葦名盛久が霊泉の湧き出たこの地に別荘を建てたのがはじまりといわれている。保科氏が会津藩主となった時に保養所となった当地では、庭の一部で朝鮮人参をはじめとする薬草を栽培したため「御薬園」という呼び名で親しまれている。作庭家の目黒浄定を幕府から招いて庭園の形を整え、大名の私園として個性的な趣となっている。池の奥右手には雄滝、左に雌滝を落とし、石組も添景物も控え目に配して、簡素な中に温かさのある好感の持てる庭である。
福島県会津若松市花春町8-1
(1)会津若松駅からバスで
その他:築庭年代/江戸
大人:大人:310円
高校生:高校生:260円
中学生:中学生:150円
小学生:小学生:150円
無料:61台(大型可)