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吾妻連峰の東、福島の市街地を一望にする標高750mの高原にあり、蔵王、白布とともに奥州三高湯として知られる温泉郷。観光道路磐梯吾妻スカイラインの入口を西側に控え、吾妻山の表玄関となっている。温泉は硫黄の成分が強く、薬効成分の高い「白いお湯」が特徴である。温泉街には公衆浴場「あったか湯」があり人気のスポットとなっている。
荒川の峡谷の両岸に旅館が立ち並び、三方を山に囲まれた、歴史の古い温泉。観光客でにぎわいをみせるが、共同浴場もあり、素朴ないで湯の雰囲気もあって、保養向きの静かな温泉といえる。春の新緑や秋の紅葉も美しい。土湯こけしのふるさとでもあり、こけし工人の実演を見られるところもある。足湯めぐりを楽しみながら温泉街を散策するのもおすすめ。その他、ミズバショウで知られる仁田沼、女沼へのハイキングも楽しめる。
飯坂温泉街から摺上川を上流に向って約2キロほどの場所にあり、摺上川を挟んで左岸側が穴原温泉、右岸側が天王寺温泉。川のほとりから湯煙を上げている静かな温泉である。春の新緑、夏の鮎釣り、秋の紅葉など、自然の美しいところで、摺上川の溪谷では、奇岩・怪石の自然の造形が見られる。
県営の総合運動公園。運動施設のほか、公園、遊歩道、アスレチック遊具、変わり種自転車等の施設がある。
広々とした敷地に、体験施設の工芸館、農園レストラン、水車小屋、農村いちば他がある農村公園。吾妻山麓を背景に四季折々の花や中世ヨーロッパ風の建物が見事に調和している。
水林自然林は、明治39年荒川の大氾濫に備えて防備保安林として植樹されて以来、平地林としては県内で有数の美林として成長したもので、面積34ヘクタールの広大な敷地内には赤松林や杉林を中心にケヤキ、ナラなどの大木が植えられている。
十綱橋のたもと飯坂温泉の駅頭に,奥の細道を忍ばせる芭蕉の像がある。
小倉百人一首にも詠まれた、虎女の悲恋伝説で知られる地。古代みちのくの恋を今に伝える文知摺石や多宝塔などがある。松尾芭蕉はこの地で「早苗とる手もとや昔しのぶずり」の句を詠み残している。
西国三十三観音を中心とした磨崖仏群で江戸中期から次々に彫刻されたもの。中には古仏のおもかげをうかがわせるのもある。
旧日本銀行支店長役宅を一般公開している施設。敷地内に日本庭園がある。展望デッキからは阿武隈川の流れを一望できる。