全日本の観光地へ
日本で最も高い所を走る雲上の山岳道路。平湯峠から乗鞍岳まで全長14・4kmをつなぐ。春には四ツ岳の雪壁の中を、夏は花畑を横目に見ながら、秋は紅葉の中を爽快に走り抜けられる等、四季ごとに様々な景観が楽しめる。畳平駐車場料金は大型バス1万円、マイクロ4500円他。冬期の電話案内は飛騨総合庁舎。
荻町合掌造り集落の中で、ひときわ目立つ5階建ての大きな合掌造りが「明善寺庫裡郷土館」。今から約200年前に建てられた庫裡で、釘やカスガイを一切使わずに建造された合掌造りとして重要文化財に指定されている。庫裡内には当時の生活模様がうかがえる農具や木工家具、炊事用具なども展示されている。
飛騨、白川郷の土産物を取り扱う「合掌苑」。広々とした合掌造りの店内には、食料品を中心に木工品や布製品などの土産物が並び、思わず目移りしてしまうほど。中でも、オススメは白川郷の名産『どぶろくようかん』と『どぶろくせんべい』だ。どぶろくの味わいがほのかに香り、観光客からも人気が高い。
馬瀬川の支流である横谷川の流れを囲むように広がるV字谷が、横谷峡。荒々しい岩とおおらかに枝を伸ばす木々との自然のコントラストが美しく、そんな景色を眺められる散策路が設けられている。奥へ進むと、白滝、二見滝、紅葉滝、鶏鳴滝という4つの滝があり、それぞれに個性的な流れを望むことができる。
城下町の中心、商人の町として発達した上三之町を中心に、江戸末期から明治期に建てられた屋敷等が軒を連ねる古い町並み。景観を維持するために電線をすべて軒下配線にするなど、徹底した保護を続けている。また、通りには地酒や朴葉味噌など、飛騨高山ならではの名産品を扱う店がずらりと並んでいる。
商売繁盛、家内安全の願いを込めて、玄関に紙絵馬を張る伝統的な習慣を今も受け継ぐ高山。ここ「板画まつおか」では、そんな飛騨松倉観音でお祓いを受けた由緒正しき紙絵馬を、絵馬市以外の日でも手に入れることができる。また、地元作家の作品を中心とした木版画や、和紙の小物類なども取り扱っている。
飛騨高山観光三名物のひとつに数えられる朝市には、歴史深い「陣屋前朝市」と、出店数の多いこの「宮川朝市」とがある。常時40〜50店が出店され、自家栽培の農作物や加工物を販売。冬には餅や味噌、漬物、わら細工なども並べられる。素朴な情緒ある飛騨ことばで話しかける、出店者との会話も風情がある。
国道275号線沿いにある農産物の市場。青いシートで囲われたテント内では、農家の人々が朝採った高原野菜を販売するほか、地元の人が作った「よもぎ大福」や「豆大福」、名産品の「朴葉寿し」や「笹寿し」などを買うことができる。また、地元で採れた野菜や果物で作るジュースやジャムなどは土産物に最適!
四季の移り変わりが美しい、山間の静かな温泉地にある、故郷の様な心やすらぐ宿。温泉街には呑み屋が1軒もなく、車の音もしない。奥飛騨らしさを大切にし、静かにゆったりと過ごせるのがうれしい。のんびりと日頃の疲れを癒しに行ってみては。混浴風呂と貸切風呂は立ち寄り入浴では利用できないので注意。
標高2702m、乗鞍スカイラインの最高地点にあり、夏の一瞬の間だけ見事なお花畑に変わる畳平。7月〜8月上旬にかけては、小さくて真っ白な花びらのハクサンイチゲという高山植物が咲き誇る。ほうのき平駐車場、又はアカンダナ駐車場でシャトルバスに乗換えて行く。マイカー規制があるので注意しよう。