商家博物館むろやの園(小田家の生活用具・商家資料・町家)
小田家住宅は、古市、金屋と続く白い漆喰壁の町家の代表的なもので、町家の屋敷面積は2561平方メートル、建坪1500平方メートル、間口約14m、奥行119mの、鰻の寝床といわれる細長い敷地割になっています。敷地内には主屋、本蔵、勘定蔵、米蔵、油絞り場、中間部屋、道具部屋、馬小屋、長屋などがあり、豪商のたたずまいを残しています。町家は「商家博物館むろやの園」として公開されており、生活・生産用具には日常生活、農業、運搬、商業などの用具を展示しています。また、商家資料としての小田家文書(商業活動関係資料)は山口県文書館に寄託されています。