軍艦島上陸周遊船マルベージャ
長崎市元船17-3
約19kmの海上に浮かぶ孤島「端島」の通称である。かつては八幡製鉄所に向け製鉄用原料炭を共有し、近代文化を支えてきた海底炭坑の島である。炭坑の開発と並んで従業員のための住宅建設が盛んに行われ1916年以降高層鉄筋アパートが島内に林立した。多い時では5千人を超える人が暮らした。しかし、エネルギー改革の嵐を受け合理化が進み1974年閉山、無人島となった。2009年、軍艦島が約40年の眠りから覚め、世界遺産暫定リスト掲載や上陸解禁によって未来に向けて新しい歴史を刻み始めました。軍艦島に今も残る、炭坑夫の過酷の労働や人々の暮らし跡に想いを馳せるクルージング。是非、今年の夏に体験してみてはいかがでしょうか。