全日本の観光地へ
蓄音器等約600台、SPレコード約3万枚を所蔵する日本有数のコレクションが自慢。
旧陸軍兵器庫として建てられ、後に金沢美術工芸大学の校舎として使用されていた赤レンガの建物で、館内では常設展示として石川県の考古・歴史・民俗資料を公開し、模型やビデオなどでわかりやすく説明している。
国・県指定の石川県の伝統的工芸品36業種を常設展示するとともに、工芸品の「今」を紹介する企画展を月替わりで行っている。様々なワークショップやスクールなども企画展に合わせて行われる。また、土日には伝統工芸士による実演・体験もある。ミュージアムショップでは、「オンリーワン」の作品を中心に、ユニークでおしゃれなアイテムが揃っている。詳しくは工芸館HPで。
藩政時代の貴重な足軽屋敷2棟を移築再現したもの。足軽の職務や日常生活について解説・展示している。
東山のひがし茶屋街・主計町とともに、かつて栄えた金沢三茶屋街のひとつである。お茶屋建の建物が並ぶ道の両側に今なお料亭が軒を連ね、格子戸の奥から三味線や太鼓の音が聞こえる。金沢素囃子は金沢無形文化財に指定されている。
犀星の愛した犀川右岸、流し雛形の碑が立っている。碑面には「あんずよ花着け…」の詩が刻まれている。設計は谷口吉郎。
金沢には「西」と「東」・「主計町」と3つの茶屋街があった。なかでもひがし茶屋街は料亭街となった現在でも、全体が保存区域になっているのでお茶屋建の家並みが続き、夜ともなれば三味線や太鼓の音が聞こえ、雅な伝統文化の世界を垣間見ることができる。金沢素囃子は金沢無形文化財に指定されている。
長町武家屋敷の土塀を模した文学碑は高さ2m,幅7.5m、金沢出身の建築家谷口吉郎の作。秋声自筆を刻んだ陶板の他、犀星自筆による秋声の略歴など3枚の九谷焼陶板がはめ込んである。
旧四高生が名づけたというW坂。藩政時代から坂の上に石工の職人町があったので石伐坂とも呼ばれていた。桜橋のたもとからジグザグに折れ曲がりながら登って行けばそこは寺町。うっそうとした緑につつまれ、昼なお暗い静かなたたずまいのW坂は室生犀星がもっとも好んだ散歩道である。
金沢城をとりまく堀の一つ白鳥堀を埋立て、白鳥路とした。緑のトンネルに三文豪像ほか彫刻のある散策路となっている