リーヴスギャラリー小坂奇石記念館
大阪府大阪市東住吉区山坂1-18-30(法楽寺境内)
東住吉区山坂に位置する法楽寺境内の一隅にあり、書道作家・故小坂奇石氏の作品を展示するギャラリー。小坂奇石氏は、日本書壇に一時代を築いた現代日本書道界を代表する書家の一人で、明治34年(1901)、徳島県由岐町に生まれ、16歳で黒木拝石氏に師事。上阪した27歳の時以来、平成3年(1991)に90年の人生を終えるまで、書一筋の人生を歩み、「奇石体」「奇石流」と呼ばれる独自の書風を確立して、書家としては初めて「日本芸術院恩賜賞」を受賞した人物。このギャラリーでは、小坂奇石氏の作品160点を所蔵・展示している。また、館内では、法楽寺800年余の歴史の中で伝えられてきた数々の仏教美術の展示のほか、現代に活躍する仏教関係の芸術家作品の発表もなされている。