全日本の観光地へ
小浜温泉街の入口に位置する共同浴場。地元の生活に密着した施設で、町内外の人に幅広く利用されている。地元の人たちと触れ合えると共に、入浴料の安さも魅力で気軽に利用できる。ナトリウム塩化物温泉でリュウマチ性疾患や更年期障害などにも効果的。休憩室もあるので湯上がりにひと休みできる。
旧日本陸軍により設置された砲台跡で昭和9年完成。40cm加農砲で砲身18・5m、重量103tもあり戦艦の主砲をこの砲台に取り付けたと言われている。地下室は鉄筋コンクリート造りで天井や壁の厚みは爆撃に耐えられるよう2m以上、砲塔部は3m以上の擁壁で保護されている。名実共に世界最大の巨砲。
標高385mの展望台に登ると日本でも有数のリアス式海岸である浅茅湾の見事な景観に目を奪われる。こんもりと緑が茂った陸地や大小無数の島々がぽっかりと青い海に浮かんでいて、まるで手入れの行き届いた箱庭を見ているような感じ。空気が澄んだ日には遠くに九州本土や韓国の山々までも望むことができる。
路地に突然現れる長崎名物の路面電車。ここは廃車になった電車部品を譲り受け本物以上のリアルさで再現した喫茶レストラン。店内も電車そのもので、座席や運転台、パネル写真や模型もあり楽しい雰囲気の中で食事ができる。『トルコライス』(900円)は食べてみる価値あり。土曜日にはサービスメニューも。
長崎の町を市民に愛されながら80年以上走りつづける路面電車。その本社ビル内に設けられた資料室がここである。創業時〜現在までのパネル写真、部品、模型の展示や電車が走る仕組み、そして世界の路面電車、路面電車の未来像などを判りやすく紹介している。見学の際は事前予約が必要なので注意しよう。
120円と低運賃で利用できる路面電車。さらに500円の一日乗車券を買えば、1日中乗り放題だ。市内の主要観光地はほぼ徒歩圏内だし、系統も単純明快なので観光にはもってこい。また、冬季限定「長崎観光パスポート」も毎年発売されているので、観光案内所などで尋ねてみては?
自然に囲まれた静かな工房で、日夜ガラス製作に取り組む御厨正敏さん。代表的なストライプやスパイラル文様などをはじめ、独自の調合で新色の発色や素地の研究を行う。長崎ビードロを文献に忠実に復元することにも成功。現在、ピーコックグリーンやコバルトブルーなど色の研究も行なわれている。
野岳湖そばにあるJAF公認コースで、全長914mのハイスピード&テクニカルコース。レンタルカートで子供用のマシンもあり、操作も簡単なので初めての人でも気軽にスポーツ感覚で楽しめる。最高速度は70kmくらいだが体感速度は約100kmと、本格的走行で風を切って走り抜ける気分はF1パイロット。
大村三十七士の一人として幕末の大村藩士として活躍、その後衆議院議長を歴任した楠本正隆。明治3年に建てられた寄棟造り、桟瓦葺き、平家建ての彼の屋敷は旧大村藩主内に残る武家屋敷としては最も整った形で残るものの一つである。建物や石垣、庭園、家財道具など屋敷全体がほぼ当時のままで残る。
長崎港の大波止から出航している60分間の遊覧クルーズ。三菱重工長崎造船所から神ノ島のマリア像を眺めながら伊王島手前でUターン。帰りは南山手の洋館群やベイサイドの建物を望みながら帰港するもの。食べ物などの持ち込み可能でビール片手に長崎の海を満喫しよう!他にも軍艦島沖コース3300円がある。