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佐竹北家の菩提寺。戊辰の役で戦死した戦没者の墓地がある。また、少年鼓手の碑がある。
会津より移封の芦名氏の菩提所。芦名一族の墓や大仏があり、裏山には平福百穂の筆塚があり、町を見おろしている。
佐竹氏時代からの氏子が多い外町の氏神。境内には「菅江真澄終焉の地」の碑が建っている。また、神社の例大祭が9月7日、8日でありこれが有名な角館のお祭りである。
仙北北部の拠点。戸沢,芦名の居城であった。江戸時代に佐竹氏の支城。現在は古城山公園。
会津・芦名時代からの家臣。書院造りの表座敷には蝶の欄間。苔むした庭が美しく、屋敷の庭にはアカマツ、隣家との境にユリノキの大木。渡り廊下で小田野家につながる。仙北市指定史跡。
城下町角館にある二つの武家屋敷通りのうち,ここ田町武家屋敷には秋田佐竹氏直臣の今宮家家臣が居住しておりました。西宮家はこの家臣団の中でも重きをなした家柄であり,さらに明治後期から大正時代にかけては地主として最も繁栄しました。その時代に建られた五棟の蔵と母屋を復元し,西宮家は大正ロマンあふれる角館の古き良き時代をここによみがえらせます。
芦名の重臣。佐竹時代になり現在地へ移転。幕末の建築だが,その後の改造や増築が少なく,角館の中級武家住宅の特徴を随所にとどめている。明治期に茅葺から木羽葺きに屋根を改修しこれにより大火をまぬがれたと伝わる。カシワの大木は樹齢300年あまり。秋田県指定史跡。
県内にのこる近世下級武士住宅としては、ほぼ唯一のもので江戸末期の建築技法がよくのこっていることから主屋が県指定有形文化財に指定されている。このあたりは,足軽や中間などの下級武士が住んでいた所で,松本家もその1つである。4月中旬〜9月中旬は屋内でイタヤ細工の実演もある。
敷地は普通の武家屋敷の3〜4軒分はあり,薬医門を入った敷地内には井戸屋形、米蔵、文書蔵、正玄関、脇玄関などがあり、角館の武家屋敷の建築様式を現在に伝えている。さらに秘蔵品を公開する武器蔵・秋田郷土館・武器道具館・ハイカラ館もある。秋田県指定文化財。
薬医門と主屋は,角館に現存する武家住宅ではもっとも古いものとされ,その他にも,のぞき窓のある黒板塀や,門を入った所には,起こり破風に懸魚のついた正玄関と脇玄関などがある。仙北市指定文化財。