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鶴岡市街の中心にある。鎌倉時代大宝寺城とも呼ばれた鶴ヶ岡城は、庄内藩主酒井氏の居城であったが、いまはその城跡が公園になっている。松や杉の老木の中、旧本丸に藩祖を祭る荘内神社が立ち、500余本もの桜並木がつづく。外堀跡はむかしの鶴ヶ岡城の風格を伝えている。
鉄門海が掘った隧道がある。
庄内藩の御用商人、豪商風間家の店舗兼住宅。広大な板の間と大黒柱、蔵や座敷など商家の特徴をよく残している。
明治建築のロマネスク型天主堂として貴重なもの。独特の技法で作られた窓絵や黒いマリア像は世界的にも珍しい。
致道博物館内に移築された洋風建築。西田川郡役所と共に地元の棟梁の手になる、貴重な明治の遺産。
山形の養蚕農家として珍らしい建造物。昭和40年に朝日村田麦俣から移築復元されたもので、屋根が美しい輪郭と反りをもったカブト造りの多層民家。養蚕降盛期の生活が理解できるように室内が公開されている。
時計塔を頂くルネッサンス風建築で国の重要文化財指定。致道博物館内。
大山城の城下町として慶長6年(1601)以降整備される。造り酒屋が栄え、一頃は30余軒を数えたが今では4軒程に減り、武家屋敷も姿を消した。また、町家群も今では建て替えなどで瓦葺が残るのみとなった。しかし、明治18年の旧大山警察署は残り、落ち着いた雰囲気は損われていない。
見頃となる夏から初秋にかけては湖面一面がピンクの花で染まる。