全日本の観光地へ
紙塑人形製作者として人間国宝第1号に選ばれ歌人としても有名な鹿児島寿蔵が大正13年に飛島を訪れた時に詠んだ「鳥海山(ちょうかい)の山すそかすむ海のうへかぎりも知らに秀波(ほなみ)たちみゆ」と刻んだ歌碑が昭和60年に建立された。
島内には巨大な洞窟がある。内面は岩間からしたたり落ちる水滴の沈澱物が鱗状紋を形成し、島民から白龍の鱗紋とあがめられ、女人禁制の霊地とされていた。ウミネコの繁殖地として国の天然記念物の指定を受けている。
昭和22年4月、酒田を訪れた茂吉がうたった「ゆたかなる最上川口ふりさけて光ケ丘にたてるけふかも」を刻んだ歌碑。
西郷隆盛の遺墨等が展示されている。
平安期の聖観世音菩薩像があり、境内には鎌倉から南北朝期にかけての板碑群がある。
新田目城跡内にあり、源義家が奉納したという重要文化財の無銘の太刀がある。
大町溝沿いにあやめが咲きそろう。6月中旬〜下旬が見頃。
庄内各市町村の物産展示コーナと販売コーナーがある。庄内あねさまや御殿まりなどの民芸品・黒柿細工や竹塗漆器、松ケ丘クリスタルといった工芸品、酒類、菓子類、農産物加工品までそろう。
明治10年に佐徳商店として創業。鶴岡の特産品である民田茄子を初めて「からし漬け」に加工。
和ろうそくの表面に鮮やかな顔料で源氏車、浮世絵美人、風神・雷神、花車などを手描きしてある。絵柄は何十種もあり注文に応じてもらえる。夏以外ならろうそくの製造工程が見学でき、予約すると絵付けを教えてもらえる。