古熊神社拝殿・本殿
山口県山口市古熊1丁目10-3
本社は文中2年(1373)に大内弘世が京都の北野天神から神霊を迎え、山口の北野小路い創建したものです。後に毛利秀就が、元和4年(1618)に現在地に移したと伝えられています。本社殿は室町時代に建立されたものを現在地に移築したもので、本殿と幣殿、拝殿が結合されています。本殿は入母屋造り、拝殿は本殿とほぼ同時代のもので、二重入母屋桜門造り両翼廊切妻です。この桜門が拝殿を兼ねた造りかたは山口地方独特のものです。拝殿と本殿は、国の重要文化財に指定されています。