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神社の裏に日本武尊の墓といわれる白鳥塚古墳がある。境内はムラサキツツジに彩られる。
伊奈冨神社の別当寺であったが明治に分離した。薬師如来像(寄木造)と持国天立像(一木像)は国指定重要文化財になっている。
「白子の子安観音」の呼び名で親しまれる高野山真言宗の観音寺。安産,子育て,子授けに霊験ありとして全国各地から参拝客が訪れる。不断桜は国の天然記念物に指定され,仁王門は県の文化財に指定されている。
平安時代後期の木造観音で,千手観音立像は国の重要文化財に指定されている。
「荒神山の暄嘩」で有名な,真言宗の荒神山観音寺。4月の春祭では,火渡りが行われる。
釈迦ねはん図がある。毎年3月に寝釈迦(ねじゃか)祭りが行われる。
県下最古の梵鐘があり,桜の名所でもある。また,海抜200メートルの見晴らしのいい場所に立地し,鈴鹿市内や伊勢湾の展望も楽しめる。
伊勢平野を見おろす鈴鹿山渓の入道ヶ岳の麓に古くから鎮座し,猿田彦大神の総本宮である。
日本武尊の御陵といわれている。5世紀後半から6世紀に築造された円墳で,三重県最大の円墳として知られている。
国府町の西,鈴鹿川右岸の段丘上に所在する6世紀代に築かれた前方後円墳である。前方を南に向け,全長63m,後円部径38m,前方部幅48m,高さ6mとなっている。東側のくびれ部には造り出しらしき構造も見られ,周囲には馬蹄形の周濠と外堤がとりまく。その端正な姿は,被葬者の権威を髣髴とさせる。