榊原温泉
三重県津市榊原町
津市の西端,布引山脈の山ふところに抱かれ,湯の瀬川のほとりに湧く温泉である。古くから良泉としてのきこえが高く,清少納言が枕草子で「湯は七栗の湯,有馬の湯,玉造りの湯」とたたえている。その七栗の湯がこの榊原温泉にあたるといわれる。泉質はアルカリ性単純泉,温度34.5℃,創傷・皮膚病・婦人病に効くという。近年旅館も近代化され,青山高原への登山基地として訪れる人も多い。◎ふれあいの里・湯の瀬は、榊原町にある,平安王朝の雰囲気を漂わせた温泉保養館。露天風呂・寝湯・圧注浴・うたせ湯など11種類の風呂や箱蒸サウナなどが楽しめる。テニスコートや,カラオケのある休養室もある。10時〜21時(受付は20時まで),火曜休(火曜が祝日の場合翌日休)。