全日本の観光地へ
「蛇くふときけば恐ろし雉の声」
「草臥て宿かる比や藤の花」
「やまざとはまんざい遅し梅花」
伊賀越仇討の決闘で死んだ河合又五郎の墓。
「古里や臍のをに泣としのくれ」
一志郡大仰の土豪の子。恵心の『往生要集』に傾倒,近江坂本に西教寺を興し、さらに伊勢に成願寺を開く。伊賀の西蓮寺に没した。天台真盛宗の開祖。墓地の上に立てられた廟は、県の指定文化財で、元禄11年(1698)に再建されたものである。
川端康成から横光利一へ贈る言葉が刻まれている。「若き横光利一君ここに想ひここに歌ひき」。
「家はみな杖にしら髪の墓参り」
「草いろいろおのおの花の手柄かな」
「香に匂へうに掘る岡の梅の花」