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願をかけた琵琶法師が願いがかなったお礼に仏殿に捧げた琵琶が寺宝となっている。慶安元年(1648年)製作の天命図書安次作の銅鐘は、現存する中では最古のもの。また、境内に湧き出る泉は眼病に効くとされ、毎月14日は横滝観音命日として精進料理が供され、多くの参拝客でにぎわう。
星合神社には「多奈波太姫」が祭られており、織姫と彦星が年に一度、七夕の日だけ会うことが許される天の川に橋を架けた鳥こそ「鵲」という鳥で、今でも鵲橋という名の橋が存在する。
境内の参道には松阪木綿の藍染の藍を挽いた石臼が敷き詰められた風変わりなたたずまいのお寺。通称「石臼寺」と呼ばれている。
拝観:年中無休
本居家代々の菩提寺。境内には本居宣長の「参り墓」と春庭の墓がある。
本尊如意輪観音は厄除観音といわれ、毎年3月の午の日の前後に開催される「初午大祭」は大勢の参拝客で賑わう。
国重要文化財の木造地蔵菩薩立像や曽我蕭白書の獏図と鳳凰図が残されている。また、700坪の庭園には、30種700株の牡丹が明治期より栽培されている。
毎年1月24日、25日には「愛宕市」が開催され、護摩が焚かれるほか、日用品、農機具、木製品などが販売される。また、山門は、松坂城の裏門を移したものではないかといわれている。
本居宣長が祀られており、学業の神様として知られている。
役行者によって開創され、女性にも開放された行場であった。その裏手にある伊勢山上には、岩屋本堂を始めとする表行場と裏行場が作られている。表行場巡り(約1時間30分)は、鎖につかまりながら岩場をすすむ険しい道も多く、緑豊かな大自然とスリルを味わうことができる。
櫛田川沿いに位置し、お寺を荒らす者をいましめる制札が残されている。